角のある動物特集
動物の角は好きですか?
一口に角といっても、シカの角やウシの角など、ひとつひとつ形が違いますよね。
角のあるフィギュアを並べて、それぞれの違いを観察してみるのも楽しそうです。
枝分かれしたおしゃれなシカの角
枝のように複雑に分かれているのがシカの角です。
実際に、その見た目から枝角(えだづの)と呼ばれています。
角が頭蓋骨とは独立して伸びているのが特徴です。
またシカの角は、ウシやヒツジの角とは違って、毎年新しいものに生え変わるんですよ!
本当は雌にもあるウシの角
ウシの角は洞角(どうかく)と呼ばれています。
シカの角とは違って、頭蓋骨の一部が角の芯になっているのが特徴です。
また、ウシの角は1頭1頭形が異なり、一度切ったら再び生え変わることはありません。
牧場で飼育されているウシは、他のウシや人間を傷つけないように徐角されているそうです。
実は5本ある!? キリンの角
キリンの角はオシコーンと呼ばれています。
ウシの角と同じで頭蓋骨の突起が角の芯になっていますが、表面は角質ではなくて皮膚で覆われています。
また、キリンの角は頭のてっぺんにある2本以外にも、おでこに1本、後頭部に2本と、全部で5本あるそうです!
サイの角はただのイボ?
サイの角は中実角(ちゅうじつづの)と呼ばれています。
サイの角は唯一、骨ではなくて皮膚でできているそうです。
皮膚が固くなったものなので、これはイボということになりますね。
なのでこの角がなくなったとしても、髪の毛や爪と同じように新しい角がすぐに伸びてきますよ。